レントゲンの被曝量

歯槽膿漏の治療で正確にお口の中の状態を把握するために一度に10枚ほどレントゲンを撮影したり、処置内容によっては治療経過を確認するために数回レントゲン撮影を行ったりと、レントゲンを撮らなければならない場合があります。そして何度もレントゲン撮影をするとその度にうける放射線被曝が気になると思います。
 そこで放射線被曝についてご説明します。地球上で生活していると必ず被爆しています。これを自然放射線被曝といいます。これは地域によって異なりますが日本での平均被爆量は2.1mSvという値です。ちなみに地球上から離れれば離れるほど被爆しやすく、ニューヨークまで飛行機で行くと0.19mSv被爆すると言われています。
 では歯科用X線はどうでしょうか?局所を撮影するデンタルX線は一枚0.01mSV、顎全体を把握するパノラマX線で0.05mSvです。さすがに頭部X線CTでは2.0mSvとその値は高くなります。世界で一番自然被爆すると言われているブラジルのガラバリ市街地では10mSv被爆すると言われていますが、その地域の人が放射線の影響でバタバタと死んでいくなんて事はないので頭部X線CTの値も安全といえるでしょう。
 ただ被爆は当然少ない方がいいに決まっているので、必要最低限のレントゲン撮影を心懸けています。
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by okamoto-dc | 2008-01-17 11:16 | 歯科臨床
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